ss1621 パラリンピック
「オリンピックで我が国が第一レベル競技で人口割合でメダル獲得数のトップになった」
「やりましたね、三億人とか十億人もいる国のメダル獲得数を多いと思う事事態がおかしいんですしね、やはり我が国が設置した選手村のクオリティーの高さ、選手への肉体的精神的サポートがはんぱじゃなかったからですよね、経済大国、預金大国のなせる技ですね、貧困の国には到底できない事です」
「で、大人げないが、パラリンピックも人口割合でのメダル獲得数のトップを目指す」
「義手義足を作る技術、金のかけかたは世界一ですから、オリンピックより簡単ですよね」
「そのとうりだ、ロボット大国の我が国が負けるわけがない」

「え、今回はともかく、次回から高価で高品質の材質で高度な機械技術力を生かした義手義足での参加はドーピングと見なすのぉ!?」
「ま、かなり以前のパラリンピックから言われてましたから仕方ないですよ」
「ちっ、機械がダメなら生体改造だ、我が国のiPS細胞技術を生かす」
「なるほど、オリンピックと違い生体への肉体破損箇所へのサポートは許されていますからね、禁止薬物を使わなければ良いだけです」
「これだ」
「いいんですか? チーターの足に似ていますよ」
「機械じゃないからいいんだよ」
「…」
「わかったよ、これなら文句ないだろ」
「あら、どこが改良されたんですか?」
「呼吸器官を酸素を効率よく取り込める鳥の構造のものと入れ替えた」
「…」
「それに伴ってミトコンドリアも鳥の構造のものと入れ替えた、運動能力は瞬発も持続も抜群だぞ」
「…」
「だぞ」
「…、レントゲンとミトコンドリア数と血中酸素濃度を計る事はないですけどね、大人げなさすぎです」