ss1616 学生運動
「つい最近の学生は学生運動するようになったな」
「体操とかしてんのか?あんまり町で見ないぞ」
「ばかやろう学生運動って言ったら既存の大人社会への反発とかだろうが、政治や巨大企業や国や外国への抗議や主義主張だ」
「わかってるって、ここ四十年くらい無かったよな、これだけ組織だって本格的なのは」
「ああ、おとなしい国民として我が国はずっとやってきたんだ、なんか変だろう?若者の数も少ないのによけい変だ」
「確かに、まああれだ、オリンピックを前に普通の国並みに無理やりなろうとしてるんだな」
「そのとうりだ、反発をしない国民を抱えている国なんて共産圏を含めたって我が国だけだったからな」
「はいはい、最近の学生の学生運動は偽物の、故意に作られた学生運動って言いたいんだな」
「そうだよ、ありえないじゃないか、そうまでして他の国の目が気になるのかあ?不気味じゃないか、四十年も反発しないなんて」
「反論できねぇ、ほんと不気味だよ、ほんとに他の国が恐れている。偽物じゃなくって本心から、男根の世代の指示とかじゃなくってさ、茶番はやめて本物にならないもんかねぇ?」
「なんだそれは」
「若返りビームだよ」
「簡単に登場するんだな」
「まあまあ、で、やっぱ大学生くらいに国民を戻すか?抗議の内容も他の国に誇れるようなかっこいい内容にしないといけないしな」
「いや、やっぱ反抗期といえば中二、十四才だろう」
「女子が一番かわいい年齢だな」
「決まりだ」
「絶対決まりだ他国の目なんてかんけいねぇ」
「あったりまえだ、我が国の国民のほとんどはアニメ好きで、ロリ…」
「ローリングストーンだよな」
「うん」
「あ、俺はそれ使わなくていいわ、反抗される側でいい」
「うん、そう言うと思った。」