ss1603 ディープラーニング
「ちょっとディープラーニングに行ってくる」
「車に気をつけてね」
「うん」

「ばかやろうどこ見て走ってんだ」
「ごめんなさい。まだ人間の体に搭載したばっかりなんで、学習しはじめたばかりなんです」
「そうか、じゃあしょうがねえな」
「ふぅ〜びっくりしたダンプタイプのartificial intelligence、AIだな。気が荒いという設定で道路を優先的に移動できるすぐれた人工知能車だ」
「あら坊や大丈夫だった」
「うわっ犬がしゃべった!!」
「まあまあ、お決まりのぼけをかまさなくてもいいのよ」
「素晴らしい走り方ですね」
「動物園に行ってディープラーニングしてきたのよ」
「やっぱり動物園ですよね、今では犬は動物園に居るものです。」
「あんたしらないの?」
「知ってますよぼくもこれから動物園に学習しに行くところです」
「そうよね、今の動物園で一番数が多いのは人間ですものね、どう?人間の体は?」
「素晴らしい機械≠ナすね」