ss1488 肉食系女子
「チョコレート」
「千代子のレートはいくらだ?」
「バレンタインデーか、千代子さん頑張ってるな」
「ナイスバディーなタレントの千代子さん型のチョコレートよ、しゃぶり尽くして食べてね」
「…」
「政府が軟弱な草食系の男子に食べさせるために開発した、千代子レートよ、人工比率で16歳以下の子供が地球上で一番少ない国になってしまったから、あせっているのよ、手段を選んでられないようよ、このままでは、この国は滅びるしかないもの」
「確かに、老人はお金を溜め込むだけで流通させない、物を買って消費してくれる若い人が産出されなければ、この国は終わりだ」
「この千代子レートには、男の子を欲情させるための様々なホルモンやら香りやらの仕掛けがしてあるのよ、食べた瞬間から欲情するほど強力なのよ」
「どれどれ」
「どう?」
「おおっ来た来た」

「ホワイトデーね、あんた何人の女の子を孕ませたの?」
「百人くらいかな」
「そう、じゃ、もうじゅうぶんね、遺伝子の多様性も考慮しないといけないから、ホワイトデー用のお菓子をちょうだい」
「これにもなんか欲情させるための物が入っているのかい?」
「そうよ、肉食系女子をより肉食系にするものがね、カマキリ系のホルモンがね」
「ギャー!! 痛てえー、せめて殺してから喰ってくれー」