「人間は神に似せて作られたって言うけど…」
「この宇宙を制覇した宇宙人って、地球人にそっくりなのね、サイズは巨大で…、神サイズだけど、つまりあたしたち地球人が神である宇宙人に擬態≠オたという事なのかしら」
「強いものに擬態≠キるという事は、宇宙で生きるのに優位になるからでしょうね、実際、他の宇宙人たちは、サイズはちいさいけれど、神≠ノ似ているあたしたち地球人にびっくりして、侵略をためらったりしているわ」
「擬態≠ヘ地球の生物ではけっこう居るわよね、毒を作って維持するのって大変なんだけど、毒蛇にそっくりな毒の無い蛇だとか、毒キノコそっくりな毒の無いキノコだとか、それから、進化じゃないけど、人間どうしでも擬態≠するわ、戦争に負けた日本人なんか、西洋の服を着たり、茶髪にしたりしてるわ」
「でも、大変な事になったわね」
「ええ、この宇宙を制覇した宇宙人の覇権が弱まってきて、二番目の勢力の宇宙人がとって変わりそうよ、今の神≠竰n球人の姿とは全然違うわよ」
「地球人の強いものに擬態≠キるという進化が間に合わないわ」
「そうね、でも、今度の二番目の勢力の宇宙人、骨格そのものは今の神♂F宙人に似ているから…」
「そうね、日本人が西洋人に擬態≠キるような方法が有効だわ」
「整形手術も積極的にしないと、色々な宇宙人が攻めて来るわよ」
「そうね、西洋人に似せた鼻や顎や目に整形手術する事は簡単だったんだけど…」
「今度の宇宙人ときたら…、爬虫類系ね」
「慣れれば綺麗とか、かっこいいとか思うようになるかしら?」
「それより死活問題よ」