「地球人も脳波だけでなんでも動かせる様になったわね」
「あたしたち宇宙人が辿った道を歩み始めたわ」
「まずは脳波増幅器ね、懐かしいわこのブースター、技術が進むと太陽風なんかを利用して相当遠くの星の物を操作出来る様になるのよね」
「そうそう、そして中継機も超新星のエネルギーなんかを利用して、何万光年先まで先に脳波を送れるようになるのよね」
「現地の星の生物の脳波を追い出して入り込んだりしだすのよね」
「そして文明文化を発達させたりするのよね、植民地だわね」
「でもあたしたち先人宇宙人の敵ではないわ、あらゆる脳波ハッキング、脳波ウイルス、脳波暗号を何千年もかけて熟成させているからね」
「そうよね、それに脳波増幅器の微調整は難しいわ、強すぎれば仲間の意識を跳ばしてしまうし、弱すぎれば他人に支配されてしまうし、それから何万光年先に脳波を送る場合、波形だから冬眠とかも無いから精神的なメンテナンスの確立も必要だしね」
「こんな話をしていたら、なんかまた体が欲しくなって来たわ」
「そうね、ちょっと早いけど、地球人の体を乗っ取ってしまいましょう、脳付きの体は貴重よ」
「うふふ、美人の体をゲットして、良い男を脳波でコントロールしてやろうっと」
「まあまあ、まだそんな遊びするのね、わたしも興味あるけど…」