「動ガール?」
「そうよ、メイク動画をアップする女の子の事よ」
「電車とかの中で堂々とメイクする女性が居るけど、まあ、珍しくなくなったけど、ネットにまで上げて見てもらいたいんだな」
「綺麗に変わってゆく姿を他の女の子にも見てもらいたいのよ、第一本人が楽しんでいるわ」
「企業もその人気に便乗してんだな、有名動ガールは最新の高級化粧品を使い放題なんだな」
「そういう事よ、クライアントには宇宙人も居るわ、あたし今は宇宙人が提供してくれた化粧品を使ってるの」
「綺麗にメイクが進んでゆくようだけど、骨格とかも変わっていってないか?」
「そうなのよ、自分の思いどうりに整形までできちゃうのよ、凄いわ」
「顔だけじゃなくて、ボディーメイクもできるんだな」
「あら、やだ、あたし手をちょっとしか動かしてないのに、かってにメイク整形が進んでゆくわ」
「あらら、提供した宇宙人の姿になっちゃったじゃないか」
「まあ、美しい宇宙人だから、良いか」
「ええっ!! 意識・感覚までメイク整形されてないか!?」
「これはあたしの動画を見て変身願望のある女の子たちに売れまくるわよ、それに男の子もメイクの時代よ」
「新手のインベーダー行為だったのか…」