ss1416 おままごと
「まあ、ミコちゃん、おままごとしているのね」
「うん、いっぱいかわいい動物の服を着せてるの」
「まあ素敵ね」
「パパとママの服に似ているのもあるわ、最後に着せてあげるわ」
「まあまあ、一週間も飽きずによく遊んだわね」
「うん、飽きたわ」
「そうね、ミコちゃんも年長さんになるから、もう少し年長さんらしい遊びをしないとね」
「どうしようこの子たち」
「ママが捨てといてあげるわ、地球って名前付けたのね、まあほんとにいっぱいの動物さんと…」
「パパとママに似ているのは人間って名前にしたの」
「なんか、捨てるの変な気分だわ」
「まあ、ママ、みんな着せ替えのおままごとよ」
「まあ、偉いわミコちゃん、あなたも神らしくなってきたわね」
「あたりまえよ、いつまでも子供じゃないわ、もう年長さんなんだもの」
「まあまあ、そんなに早急に太陽に放り込んで燃やしちゃって、ほっといても太陽は最後に膨張してみんなゴミを燃やしちゃうのに」
「ゴミは早く綺麗にしないといけないの、ほっとくと他の星に移って埃になるでしょ」
「はいはい」