ss1361 妖精
「彗星とかに乗ってくるのね」
「ロマンチックね」
「きれいだわ」
「妖精たちね」
「透明できれいだわ」
「ゾエアよ」
「ええ、妖精を養成しなさいっていう要請ならすぐ受けるのに」
「地球に居着くのはどれくらいかしら」
「地球にはもうさまざまな生物が成長しているからね、保護して育ててあげないとね」

「あっ量子網で宇宙漁師につかまっちゃった!」


「さっきの量子網で宇宙漁師につかまった妖精たちどうなっちゃったのかしら?」
「よう、両氏、きみたちちりめんじゃこはいかがかね?」
「あっ、さっきの宇宙漁師! ちりめんじゃこですって?」
「きゃあああああああー、妖精たちがゆでられて白くなっちゃってるわ!!!!」
「ああ、かわいいだろ? ちりめんモンスターだ、地球人と同じタイプのゾエアだな、地球に居着けば地球人のライバルになってしまう」
「いただくわ」
「へい、まいどあり」
「かわいそうだけど、ライバルは食べてあげちゃいましょう」
「そうね」