ss1358 双子
「地球と月」
「太陽と木星」
「銀河とアンドロメダ」
「絶妙なバランスでお互いの重力秩序を維持しているのよね」
「そうね、そしてこの宇宙とお隣の宇宙もね」
「壮大な双子の連鎖なのね、そしてこの連鎖は極微の方向にも、原子、暗黒物質の世界にも同じように双子の重力連鎖が続いているわ」
「でも全部大きいのと小さいののバランスで、完全に同じじゃないのね」
「男と女、右手と左手…、そういうものよ」
「なるほど」
「そして…」
「そうね、そしてお隣の宇宙から… ついに来たわね」
「あたしたちよりおっきいわね」
「ええ、あたしたちよりおっきい地球人≠セわ」
「かれらおっきい地球人≠熕笆ュなバランスの事を知っていて、あたしたちを滅ぼす事はないけれど… 怖いわ」
「そうね、それにあたしたちの方がちっちゃい方だったなんてショックだわ」
「こうなったらバカ喰いしておっきくなってやる!!」
「だからバランスを崩しちゃだめなんだってば」
「キィィー悔しい〜」