ss1353 テレポーテーション
「なにてれてんだ?」
「うん、かわいい娘が居るわけじゃないんだけど、ほら」
「うわっ眩しい!! なんだこの強烈な光は」
「完全に禿げ頭になっちゃったんだよ、しかも反射率ひゃくぱーだ。木目細かい肌だからね、ぼく。」
「…」
「おかげでこんな能力を授かったよ」
「うっうわっっっ!!!!」
「どうだ凄いだろ」
「テレポーテーションか、瞬間移動だな、超能力者になったのか!」
「ほれ、もう一回」
「うわっ眩しい!! こっち向くなっ!」
「ふふふ、凄いだろ凄いだろ」
「おまえな、・・・・、単なる目くらましだろ」
「ちっ、ばれたか、照れってる間に走ってたんだよ、テレポーテーションだからな」
「このやろうぅ」
「しょうがないな、今度はサイコキネシスでも探しに行くか」
「探しに行く? あっおまえ今度は西湖にネッシーを仕込むんだな」
「ちっばれたか、おまえ感がよくなったな、予知能力が身に付いたんじゃないのか?」
「こ、このやろうぅぅ」
「おお、よちよち」
「ぷっち〜ん!!!」
「ぷりん?」