ss1343 自粛
「計画されていた春のお祭りもコンサートも縮小運営や中止になっちゃっているわね」
「そうね、仕方ないわよ、こんな状態なんですもの。浮かれる時じゃないし、節電が第一よ」
「そうよね、まだまだ正常に戻るには時間がかかるわ。でも、一刻も早く全体が元気になるためには必要なことかも知れないわ」
「そうね、国全体が沈みきってしまっては被災地の復興支援にも影響するしね。この小説のようにバカなこと書いて笑ってもらってちょっとでも元気になってほしいわ。ほんとに」
「ばか」
「そういうことで、基本SFで、簡単に節電出来てお祭りもコンサートも縮小運営ながらそれなりに楽しめるレベルにまで上げるには、これよ!!」
「はいはい、定番のミクロビ〜ムね」
「国民全員が小さくなれば乾電池一本でも盛大にお祭りもコンサートも出来ちゃうのよ。宴会用の食料だって、燃料だって困らなくなるわ」
「はいはい、怒りまくっている近隣諸国やエコ大国の巨人に一瞬で踏み潰されておしまいって落ちでしょ?」
「あい。」
「自縮で自粛ね」
「うまい!」