「宇宙って無限なの?」
「そんなことはないよセル状になっているんだ」
「セル?」
「細胞さ宇宙はいっぱいあるんだよ」
「こんなおっきいものがいっぱいあるの!?」
「おおきいちいさいは考えようさ、一つの巨大なエネルギーがはじけた時、たった一つの宇宙しか生成されないということはありえない。泡状に無数の宇宙が出来るんだ」
「じゃああたしたちの宇宙にそっくりな宇宙があたしたちの宇宙の四方八方にぴったりくっついているのね」
「それなら良いけどね」
「え?」
「最近、細胞内細胞の元気がなくなって来ている」
「細胞内細胞?」
「人間の細胞の中のミトコンドリアみたいな重要なエネルギー源である、恒星たちの輝きが落ちて来ているんだ」
「どういうこと?」
「どうやらぼくらのこの宇宙は一番外側にあるようなんだ」
「外側に!?」
「うん、中心部だっら四方八方にぴったり宇宙があって丈夫なんだけれどもね、ぼくらの宇宙は端っこの損傷しやすい皮膚部分の細胞のようなんだ」
「なんですって!?」
「宇宙の変わりは幾つもあるし、新しく内側から生成もしているようだ。新陳代謝でぼくらの宇宙は垢として切り離され捨てられるようだ」
「…、ところで宇宙たちを細胞にしている生物ってどんな生物なのかしら? ハダカデバネズミみたいのだったらどうしよう。。。」
「…」