ss1333 フーミン
「フーミンどうした?」
「いろいろあって不眠症なのよ」
「ぼくもだよ、不安を解消するために必要もないのに買溜にはしってしまうんだ」
「あたしはそれが不眠症の原因なのよ」
「えっ?」
「あなた地球の若い女の子を買い占めているでしょ?」
「あ、あああ、ごめんごめん。なんか今地球はぼくら以外の宇宙人からも狙われているって情報を聞いたからね」
「そんなわけないでしょ? それにあたしらは宇宙で一番の宇宙人よ、いろんな星系から物資や人材が回って来るじゃない。それに大きな侵略被害があってもちょっと時間を待てば圧倒的力で回復するのよ」
「それはそうなんだけどね、でもぼくだけじゃなく他の人もけっこう地球の若い女の子を買い占めている」

「ほら、もう不安要素の宇宙人は拘束されたわよ、どうするのよこの女の子たち… あたしたちと比べて寿命も短いから鮮度も落ちて来ているわよ」
「うわわわみんなおばーさんに!!!」
「腐らせちゃったわね、高いお金を出して買ったんだから捨てちゃだめよ」
「わかってるよ、あ〜あ購入代金より老人介護代のほうが極端に高いんだよな、ぼくも不眠症になっちゃうよ」