ss1323 にょい棒
「猿の惑星に住んで居る宇宙猿人たちのにょい棒すごいわね、自在に伸縮する棒ってどんな構造なのかしら」
「にょーをする時に使うあの棒の事でしょ? 地球ではホモのレオナルトダビンチが好んで解剖して、にょい棒の構造を明らかにしてたわ。血液の急激な流入でおっきく固く長くなる事を地球上で最初に解明実証したわよ。宇宙猿人たちのにょい棒も同じく血液の急激な流入によるものでしょう?」
「…、あのね、にょい棒は明らかに人体から離れてて武器でしょ」
「ごめん、ちょっと言ってみたかったのよ」
「形状記憶合金の凄い奴かしら?」
「そうよね、企業秘密、いえ惑星秘密なんでしょうけど、都市の中心に超巨大なにょい棒が有るわね、何に使うのかしら」
「何にって、武器である事は間違いない訳だから…、もしや…」
「あああ伸びる伸びる」

「やばいわ、今通信で判ったけど、あたしたちの地球に直撃したそうよ、このにょい棒」
「…」
「そして金星に地球をぶつけて、その金星ははじかれて火星にそれから…」
「にょい棒をビリヤードの棒として扱えるのね」