ss1321 サイコキネシス
「超能力の中でもサイコキネシスほど判りやすく、すかっと結果が出て気持ち良いものはないわね」
「ええ、宇宙人社会ではあたりまえの技術になっていたのね、地球人もやっと宇宙に出る様になって先輩宇宙人からサイコキネシスの技術を伝授させてもらったわ、楽しい~。かなり重くて大きい物まで動かせるのね」
「凄い凄い。自分の体にも摘要出来て、空も飛べるわよ。楽しい。楽しい。」
「見て見て、先輩宇宙人はやっぱり年季が違うわ、あたし達の様に無謀に物を動かすんじゃなくてちっちゃい日用品なんかを起用に複雑に自由自在に動かしているわ、あんなふうにサイコキネシスを使いこなせる様になるには何億光年もかかりそうだわ」
「そ、そうねこんなに凄い技術が有るという事は、過去に何度も宇宙人どうしのサイコキネシス宇宙戦争があったんでしょうね」
「しっ  来たわよ、大御所二大宇宙人が…。なんかいがみ会ってるわ」
「周りの宇宙人たちがどよめきだしたわ、まるで銀河の終わりみたいな悲壮感が伝わってくる…」
「そ、そうだったわニュートリノにも暗黒物質にも質量が無い事が証明されてしまって、銀河の中心に凄まじい重力やブラックホールが発生する理由が判らなくなっていたけど…」
「彼等大御所二大宇宙人の超絶なサイコキネシスの仕業だったのね、宇宙ではどこかで必ず星団どうし銀河どうしのぶつかり合いが有って星々がこなごなになる事件が起きている。。。。。」
「あたしたちのサイコキネシスとは規模が違い過ぎるわ」