「日本から発生したアキバ文化は世界に広まった。」
「そうね、そしてラマルクの言う獲得形質による進化で人類の耳は猫耳に進化したのよね」
「うむ、素晴らしい。ダーウインの進化論では有り得ない素晴らしい進化だ。」
「そうね、毒を持つ貝が複雑な発射型の精巧な針を獲得するのには、絶対にダーウインの適者生存の進化論では何億年経っても獲得する事なんて出来ないわ。そういう高度なシステムの武器が欲しいと望まなければ絶対に不可能よ」
「うむ、それほど複雑なシステムでは無いが、人類はかわいい猫耳を手に入れた」
「でも驚いたわね、徐々に猫耳に進化して行くんじゃなくて、突然に猫耳に全人類が進化してしまうんですもの」
「まあよく言われる突然変異というものだよ、特別な事じゃない。生物の進化の仕方の殆どは実は突然変異だ。考えようによっては神様が操作しているとしか理由が付けられない。」
「そっか、でも困ったわね」
「なにが? かわいいじゃないか」
「帽子をかぶるとき、穴を空けないといけないじゃない」
「突然変異だったから、帽子の生産が間に合わないんだな」
「でもこうすれば良いかも」
「なるほど、パンティーを帽子代わりにするんだな、素晴らしい逆転の発想だ」
「そうでしょ。オムツをオツムにってね。ウフッ」