ss1251 ピカチュー
「俺もピカチューになってしまったよ」
「うむ、ピカチュー。ぴかっと光る中年だな」
「そろそろのうぜんかつらでも付けるか?」
「うむ、あれはつる状の植物だからつるっとした頭につるっと巻き付いて良いよな、でも色が緑だぜ」
「やっぱりカピパラを頭に飼うしかなかろう」
「うむ、一気にボリュームが付くよな、頭乗りカピパラは遺伝子操作されて頭の上でおとなしくじってして居てくれる。それに毛の長さも短いのから長いのまでいろいろ品種改良したし、毛色も茶髪は勿論、緑茶髪だって居てファッショナブルで選り取り緑だ」

「素適だろ?」
「うむ、俺達素適な元ピカチューだ」
「なんか今日の俺の頭乗りカピパラはわさわさ動くな」
「お前の頭乗りカピパラもか、俺のもお前に会ったら急にわさわさしだしたよ」
「あ、俺のはかわいい女の子だった、お前のは随分すかしてるきざな奴だな」
「うむ、俺のはカピパラ界の超イケメンだ」
「そんなスターカピパラを飼ったのか、高かっただろう? お前とはもう会えないな。他の元ピカチューにも会わないほうがいいぞ…、うわわっ!!!」
「お前、頭の女の子カピパラに操縦されてないか?」
「頭から降りない事だけは評価してやろう。。。」