「『B型の女』って、良いよな、個性的でファッションセンス抜群で、生まれ付きのスターって感じだよ」
「うん、俺もそう思う。それにマイペースなのがたまんなく良いね、気分で伸び伸び生きてるって感じでさ、要求して来る事はとんでもなく大変なんだけどそれもすぐ飽きたり忘れたりしてくれてさ、なんか話してて楽しいよ」
「そうなんだよな、話してても時々あさっての方を向いて話したり後ろを向いて話したりしだすんだよな、面白いよ、相手をあまり意識してないから全然お互いに疲れないんだよな」
「いや〜しかしほんと俺ら現代の草食系男子にとっては『B型の女』は神様だよ、就職しろとか困難に立ち向かえとかがつがつ行けとか言わないもんな、今が、今の連続が楽しければそれで良いみたいな事言ってくれるしな」
「うん、子供が出来ちゃっても家計が苦しくても全然悩まないしすぐに自分でなんとかしてしまう能力が有って周りをうまく取り込んじゃうんだよな、そしてトークが楽しくていけ面であれば生活能力の乏しい俺ら草食系男子でもかまわないって感じだものな」
「でも、飽きられないように常に外見や話題を考えてないといけない。」
「うん、クジャクのオスみたいなもんだよな俺らって。無駄に派手な衣装と美声を維持し続けないとならない…」
《地球には2種類の人類が居る様ね》
《違うわよ、別種に見える程男の方が『装飾系男子』に変態してしまったのよ、ヒモとして生きるためにね》
《まあそれは変態!》