ss1130 アキバ仕様
「福笑いだね」
「まあ、人間のパーツだけじゃなくて、きゃっかわいい猫耳とかもあるわよ」
「福笑なのに目隠ししなくても良いみたいだな、このモニターでマウスでドラックアンドドロップでやるんだな」
「そうね、目隠ししてやったら大変な事になるものね、あたし達の赤ちゃん。。。」
「しかし便利になったものだな、胎児の段階で親の好みが反映出来る様になった。遺伝子ゲノムが地球上全ての生物で解析が完了したおかげだ」
「地球上の全ての生きものはみんな一つから始まったからどんな組み換えも出来るのね」
「よお〜し、顔は可愛く出来たね体は…」
「体はあたしにまかせて。女の子だから将来はモデルさんのような体型になるように設定してあげるわ」
「そうだね、君の親は、モデルさんだったからね」

「生まれたわよあたしたちのトッピング赤ちゃん!」
「かわいい〜やっぱ猫耳だね」
「体はまだ赤ちゃんだからこれから成長しながらナイスバディーになってゆくわ」
「楽しみ楽しみ〜」
「十四歳くらいになったらアキバデビューだわ」
「君のご主人様は人間でモデルさんだったからね」
「ええ、あたしたち猫の子供も人間にさせれる時代が来たのよ」
「あの時のマウスおいしそうだったね」
「そうね、あたしたちの手ではちょっとつかみにくかったけどね」
「しかし、耳以外はぼくらと別物だよ」
「いいのよ、寿命も長いのよ人間という生きものは」