ss1111 隣の糂汰味噌
「しかし日本人ってのはプライドってもんがないな、文明開化以降西洋化こそが国家行事になってしまって家も言葉も行動も欧米化してしまっている。自分達そのものの名前や容姿までもだ」
「んだな、でも他のアジアの国々もけっこう欧米化が進んで来ているぞ、異質の文化に憧れるっていうのはどこの国にも有るもんなんだよ」
「そうかも知れないな、そういえば逆にけっこう欧米もアジアの摩訶不思議な文化に興味があるようだ。日本に限って言ってもけっこう色々取り入れている。サムライやゲイシャの真似は勿論、奇妙な世界を構築しているアニメやおたく文化をも移植して受け入れている」
「でもさ、文化が混ざり合うという事は、戦争が無くなって良い事なんじゃないのか?」
「そうかも知れないけれど、どの国に行っても同じ様な感じになって行ったんじゃつまんないよ」


「近場の宇宙に、宇宙人って、けっこう色々沢山暮らして居たのね」
「意外とどの宇宙人も友好的な宇宙人のなようだな、ぼくら地球人を自分達の星に自慢がてら招待してくれるとは…」
「しかし… 彼らは随分前からぼくら地球人を知っていて研究して来てたようだね、UFOに乗って何回も観察に訪れていたんだな」
「うん、彼ら宇宙人も異質の文化に憧れるっていうのがあるんだな」
「しかし… どの星に行っても同じ様な自慢をしてくれるよな、ちょっと嬉しいけど」
「うん、でも彼ら宇宙人の地球言… 日本語を微妙に間違えて使っているジャパニメーションとか… なんかいかがわしくて面白いな、しかもセルアニメの時代のものを模擬している」
「異星文化に触れて過去の自分達の文化を思い出すなんてな…」