「やだ先生細胞移動で他の動物とかにもなれるんですね」
「そうよ、骨だってそれなりに変形させられるからけっこう色々な生きものになれるわ」
「やだ先生ヌードマウスになっちゃって」
「ふだん見慣れている実験用のヌードマウスになってみたわ、ちょっとハダカデバネズミに似ててきもいでしょ」
「て言うかーでかすぎですよ」
「だから、細胞数は変えられないからしょうがないのよ、それに毛も増やせられないから動物に変身しても裸の動物になっちゃうのよ」
「象とかイルカになるんだったら大丈夫ですよね?」
「そうだけど、ほら」
「やだ先生肌色の象さんになっちゃって」
「ほら」
「きゃっかわいいヌードネコですね、実際に居ますよね、犬もね、でも肌色だとなんか物凄くセクシーですよ」
「でしょ、さああなたもやってごらんなさい」
「は〜い」
「楽しいわね」
「綺麗ですね」
「ときどききもい」
「やだ先生かわいいブタになっちゃって、ブタも肌色だからちょうど良いわね、あたしもなろ〜と」
「疲れてきたわね」
「このまま寝ちゃいましょう」
「あれ、先生達居ないな、それにこのブタたちは?」
「うまそうだな」
「実験用のブタは安いからまた補充すればいいから、丸焼きにして食べようよ」
「ぽっくり逝かしてやれ」