「単細胞生物って… 平気でオスメス2つの性だけじゃなくって… 7種とか8種の性があるのも居るのね… ね…」
「うん、驚きだ。なんでも宇宙人もそんな感じらしいよ」
「まあ、そう。多細胞生物の宇宙人だって地球人だって、基本は単細胞の集合体にすぎないから単細胞生物のように複数の性があっても不思議じゃないわよね、複数の性があったほうがよりシャッフルされたあらゆる環境に強い子孫が作れるでしょうしね」
「そうだな、ここは素直に地球人のプライドを捨てて地球人の生殖細胞をグローバル、ボーダーレスなものにしよう」
「そうね、卵母細胞、精母細胞に宇宙標準のプロトコルを導入するだけでOKだわ。それだけで宇宙にある無数の性と交配出来る様になるわ」
「平和になったわね」
「そうだな、宇宙人皆兄弟って感じだ。インベーダー行為も無い」
「でも、標準的な、代表的な器具は体に残るのね」
「パソコンと同じだよ、スカジーやプリンタコネクタは消えたけど、USBの進化系の他にいまだにアイリンクのコネクタがある。つか、まだまだ使っている人もいる」
「そうね、それであなたのちんちん、形の違うのが3本もぷらぷら付いているのね」
「受け入れるきみのほうだって…」