ss1077 この変態やろう! |
---|
「宇宙人って、爬虫類とか両生類とか昆虫とかをベースにした、地球人からすると気持ち悪いっていうのが基本よね」 「ほんと、どうしてかしらね、しかも変態するものも多いじゃない」 「そーよねー、芋虫が蝶とか綺麗なものに変態するなら良いけれど、多くはよりいっそう気持ち悪くなって、大きくなったり力が強くなったりするのよね」 「しかも何回も変態するやつとか居るわよね、超変態やろうだわ」 「そーよねーなんとかならないかしら、変態途中でなにか綺麗なものになるような光線を当てるとか」 「うふふ、それ良いわね、実現可能かもしれないわよ」 「出来ましたよ! 綺麗になる光線銃。これで宇宙人が変態し始めたら光線を浴びせてやるのよ」 「あ、丁度良いカモが、いえ、宇宙人が来て、変態しようとしているわよ」 「それっ!」 『ビビビビビビー』 「ぎゃ〜なにしやがるんでい」 「まあ、美しい! いけ面の地球人になるのね!!」 「ほんと良い男になったわ、良かったわね宇宙人さん感謝しなさいな」 「なに言ってやがるんだ! こんなど変態にしやがって!!!」 「…」 「…、まあ、そういう事でしょうね」