「何時の時代にも戦争はある」
「そうだな、宇宙時代になっても規模を大きくしていまだに続いている。なにか最強の武器で全てをクリアーして戦争の無い世界に出来ないものだろうか」
「最強の武器か… 男女を問わず、容姿端麗が人類最強の武器とも言うけれど…」
「お、それだよそれ」
「え、冗談で言ったんだが、どうするんだ?」
「実際に戦争をやるのは殆どが男だ。だから究極の美少女戦士を送り込むんだ」
「効果がありそうだな、やってみるか」
「どんな男からも愛されるような究極の美形というものがある筈だ。整形では限界があるし歳をとるので、遺伝子操作で作ろう」
「たった一人の美少女戦士を戦地に派遣しただけで、兵士はメロメロになり、戦争が全て終わってしまうとは…」
「やはり容姿端麗は最強の武器だったんだな」
「しかし、まだ少数ながら戦争を続けているところがある。しかもこの最強の武器をもってしてもだめなようだ…」
「安心しろ、魚のように変身出来るように遺伝子をいじってある」
「え?」
「なるほど、本当に最強の武器だな」
「だろ、魚のように性転換して男にも簡単になれるんだ」
「少数の最後の反抗勢力はホモだったんだな」