ss1043 たまちゃん |
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「タマムシの綺麗に輝く赤や緑の羽って、色素が有るんじゃなくて複数の層や窪み、その層の厚さや向きで太陽光を反射させてわたしたちに魅せているんですってよ」 「凄い技術をたまちゃんはもっているのね。あたしたまみっていう名前だからなんか親しみを感じちゃうわ」 「そうだったわね、あなたたまちゃんだったわね、ちょうど良いわ、あなたこのタマムシの技術をあなたの肌に応用してみない? 綺麗になってもてもてになるわよ」 「まあ、お願いするわ」 「どう? 頭も体毛も含めて体全体にタマムシの羽の技術を移植したわ」 「まあ綺麗! ドレスのスーツを着ているみたい。頭だけ変化させない事も出来るのね」 「そうよ、意思の力でアクティブに反射層や微細な窪みをコントロール出来る様にしたわ」 「まあ、面白い。ビキニの水着にしたり、スクール水着にしたりも出来るわ」 「いろんな色や模様にもなるでしょ? あらっ!?」 「偏光させて透明人間にもなれるのね」 「凄い。透明人間だわっ!」 「きゃっ!!」 「あなた… 太陽光の無い薄明かりの所に行くと素っ裸になるから気を付けてよ」 「… そ、そうだったわね、気を付けるわ」