「パンツを見るとどうしても頭にかぶりたくなる。自然の摂理、宇宙の大法則だな」
「そうだ、そして我々パンツ星人は我々を被った宇宙中の宇宙人の脳を支配しコントロールして来た」
「しかし」
「しかし地球人って奴は信じられん。オーソドックスに頭にかぶる感心な奴も居るが殆どが我々を股間に穿きやがる」
「許しがたい恥辱行為だ。誇り高い宇宙の覇者、我々パンツ星人をなんだと思っているんだ」
「一発絞めてやろうか」
「そうだな、糞尿も生殖も出来ないくらいに絞めあげてやろう」
「地球人、パンツ穿かなくなったな」
「まったく、これからは恥糾人と呼ぶか」
「やばい。恥糾人になってしまったせいで恥も外聞もなくなって、大繁殖し始めた」
「宇宙は恥糾人に埋め尽くされ征服されてしまうのか!?」
「そろそろ我々パンツ星人もプライドを捨てる時が来たようだな」
「ああ、仕方ないな、帽子とやらに姿を変えて恥糾人に頭に被ってもらおう。そうすれば彼等の脳を支配しコントロールする事が出来る」
「彼等の言葉でいうところの、頭隠して尻隠さずってやつだな」
「?」
「こ、こんな姿に!! ああ、恥ずかしい!!!!」
「こんな姿になるくらいならパンツのまま死にてぇ〜!」