「人間にも旧タイプとか新タイプとかが有るっていうのは驚きね」
「え？　漫画アニメの世界だと超能力が使えるのがニュータイプって事だけど、文明社会で感とか身体能力を忘れた現代人がその能力を取り戻しただけって感じなものが多いよ。だから単なる先祖返り」
「違うわよ、実際に遺伝子的に有るのよ。いっぱい報告されてるけど、コーカソイド系ではケルト人が旧タイプの人類だって事で有名よ」
「ああ、知ってる日本でも流行りだしたハロインをやる人たちだよね、白人社会に根付いている妖精や魔法使い怪物の出てくる物語の原点は全てケルト人のものだそうだね、日本に根付いたファンタジー小説のルーツもそうだ。なんか凄い人たちだよね」
「彼等そのものが他の白人社会から隔離された地区で、妖精や魔法使い怪物的生活を続けていたのよ。いくつもの旧タイプの遺伝子を維持したまんまなんだそうよ」
「ああ、思い出した。ケルト人は全員ＲＨマイナスの血液型で純血の人達は今でも隔離された村に暮らさせられているんだよね」
「そうなのよ特殊な遺伝病とかが世界に蒔かれない様にって事でしょうけど、人道に反する行為だわ」
「僕らモンゴロイド系にもそういうの居る？」
「アメリカに渡ったインディアンが旧タイプのモンゴロイドよ。なんと、赤ちゃんの時にお尻が青くないのよ！！！」
「なんだって！　そっそんな！　モンゴロイドの風上にも置けない奴等だな信じられないよ」
「それにほぼ全員原始的なＯ型の血液なのよ！」
「信じられないな、モンゴロイド系にはけっこう最先端のＢ型の人が多いのに…」
「とにかく、お尻が青くないっていうのが致命的だわ」
「全くだ」