ss0936 出会い系の猛者達
「さてと、淋しいな、出会い系でも利用してみるか」
「フフあなたも? 私も出会い系サイト利用してみようかしら」
「ぼくもっと」
「あったしも」
「俺だってー へへへ」

「さあ、今日はどんな宇宙人が引っかかる… いや、出会えるかな?」
「そうねわくわくね」
「言葉が通じないところがまたよいんだよな」
「あたしのこと気に入ってくれるかしら? 向こうからしたらあたしエイリアンよね、えへへ」
「って、なんだよまたアクセス出来たのは此処に居るメンバーかよ」

「ここのところここに集まっている五人だけしか交流が出来ない無いようだけど…」
「もしかして、この宇宙には私達五人しか残っていないって事かしら?」
「いや、そんな筈は無いよ、宇宙の終わりはまだまだ先な筈だ」
「あたしたち色々やって来たわよね、善人なふりして」
「だからか… 俺達はこの宇宙のコスモスを守る機関から電波の籠に入れられてしまったんだ」

「仕方が無い、この新開発の僕の作った強力なワームブラックホールを利用した携帯で別の宇宙に殴り込みだ。それ」
「ありがとう。またむちゃくちゃ出来るわね」
「ふっふっふっ」
「一回のビックバンで泡の様に複数の宇宙が出来ているわけだからまだまだ遊べるわね」
「今度はどうやって築き上げたコスモス文明をカオスに戻してやろうかな」