「わたしたち地球人はチターンズ一族の身体障害者の子孫だという事がわかったけど…」
「やっぱりやっていたわね、半身半馬のケンタオルスやヘビの触手を持つメデューサも遺伝子操作で作っていたのね、一緒に遊びに来ているわ」
「面白いものが出来ると自分たちのペットとしてオリンポスという自分の星に住まわせる様だけど、失敗作は地球に捨てに来ていたのね」
「わたしたち地球人を含む全ての地球の生物が彼等チターンズ一族が実験的に作って失敗したものだったなんて…」
「そう、一見自然に生まれて自然に進化して来たもののように思えていたけど、自然にこんな複雑な生物というものが発生するわけないものね」
「でも、ついに、遊びに来たついでにあたしたちは一掃されちゃうのね」
「でも、仕方ないわ、ゴミ箱の中身はいつかはきれいにしないといけないんですもの」
「あら、かわいいチターンズ一族の双子の子供だわ、げ、地球人をぶんなげたり、踏み潰したりして遊びだしたわ」
「あら、ゼウスの顔の緊張が融け出したわ…」
「チターンズ一族の子供たちを飽きさせてわいけないわ、飽きた時がわたしたち地球人の滅亡の時よ」
「どんな事をしても生き延びるのよ、核の花火とかも上げて喜ばし続けましょう」
「彼等にとっては蚊に刺された程度なんでしょうけどね」