ss0846 ジレン間
《煮物はなかなかうまかったぞ、また出かける、弁当を頼む》
「はい、また若いぴちぴちの女の子の真空パックと噛めば噛むほど味が出る筋肉質のニグロイドの燻製をご用意いたします」
《ビニールに包まれた美少女にはよだれが出たが、もっと量が欲しい、時間をちょっとやるから用意しろ》
「美少女たちのおにぎりですね、ちょっと難しいですがなんとかやってみましょう」
「おい、どうする? おにぎり本来の目的は硬く握って空気を締め出し空気好きのブドウ球菌の繁殖を抑えて長持ちさせる事なのだが、美味しくなくなるし、見た目も潰れてグロテスクになってしまう。かといって隙間を空けて軽く握って空気を含ませると、ちょうど食べる時に腐って糸を引いてしまう」
「内蔵にまで効く防腐剤などないしな…」

《どうした、そろそろ行くぞ》

「仕方が無い、腐らない事を祈って軽く握って持たせよう」
「そうだな、けっこう見た目も気にしているようだし」

《うまかったぞあのおにぎり》
「えっそうですかそれはよかった…」
《糸を引いてたけどな》
「うっ…」
《なっとうとか言うんだろ、あれ》
「そ、そうです」
《後で半解けの美少女の下痢とかしないだろうな》
「うっ…」