「この娘たち、ソフトだけじゃなくて、ハードも拡張できるようですね」
「なにっ! パソコンのピーシーアイバスとか、アイサバスとか、カードバスみたいにか!?」
「そうみたいですね、ありゃ手足が外れますよ」
「なんと、動物の羽根とか、ヒレの付いた足とかに付け替えられるようになってたのか!!」
「ちゃんと付けただけで認識してくれますね、拒絶反応も無く、すぐに動かせるようです」
「すげえ、鳥人間にも人魚…つか、半漁人にもなれるんだな」
「すごいですね、血管も神経も差し込むだけで繋がっちゃいますよ、もちろん骨も」
「まさか…」
「そのようですね、シーピーユーというか、脳も取り替えられるようになっているみたいです」
「アイキュー600って…、遥かにオリジナルの人間より知能指数が高いのが有るじゃないか」
「やめといたほうがいいですよ、そんなの入れたらクローン人間たちに世界は乗っ取られてしまいますよ」
「売ってるって事は、すでに誰かもう入れちゃってるって事だろ」
「そ、そうですね、肉体強化されただけでなく、頭脳まで強化された超人たちに地球は支配されてしまうんですね」
「今から彼等に媚びる練習をするぞ」
「そ、そうですね、ペットとか、奴隷止まりにしてほしいですよね」
「肥料とか、家畜の餌になる事だけは避けたいものだな」
「今までの彼等に対する悪行三昧を見逃しはしないかもですよ…」
「やべぇ…」