ss0713 あたしの脳がパンデミック
「ワクチンって知ってるでしょ?」
「沸いてくるちんちんかな?」
「違うわよ、わくわくするちんちんよ」
「あんたたちいいかげんにしなさい!」
「あ、タミフルの事ね、みんな高い処から飛び降りたくなって、民降るって名前になったのよね」
「… あんたら親にどういう教育受けて来たのよ、ぶっとばすわよ!!」
「知ってるわよ、ウイルスをやっつけるやつでしょ」
「ああ、そうだそうだ、しゃこたんが宣伝してたよね、かわいいよね、しゃこたんって、それに不思議な感覚してて面白いよね」
「それはね、それもね、ウイルスでワクチンだけど、ほんもののほうのワクチンをあなたたちに打つの、さあ、腕を出しなさい」
「そうか、いいよ、ぼくらにも効くものが開発されたんだね」
「ほんとかしら、わたしたちは完璧な筈よ」
「あら、あなたたち注射するのに怖がらないのね」

『パキーン!』

「あなたたち!!」
「残念ね、針が折れたのはロボットの部分だわ」
「そうだよ、ぼくらは最新型のサイボーグさ、ワクチンは両方のタイプを打ってほしいんだ」