ss0153 うんちのうんちく

「完全に栄養がなくなった究極のうんちをおまえたちは作ることは出来ない」
「そうでございます。草食獣の子供なぞは離乳食に母親のうんちを食べるくらいに栄養がじゅうぶん残ったまま排泄されます。それからカバのうんちなぞも栄養豊富で川魚にとっては物凄いごちそうです。鳥のうんちも大地に多大な栄養を供給しております。そして再生のシンボルのフンコロガシにとっても、うんちは生命の源であり、うんちは絶対になくてはならないものとなっております」
「自慢するでない」
「えっ…? え~と、雨に打たれたうんちは白くなってしまい、微生物や細菌すらなかなか食べなくなってしまっているのを、たまに野外で見かけます、あそこまでわたしたちは腸で完全に養分を取ることは出来ません」
「そうじゃろう」
「えっ…? え~と、完全体の神様のうんちはもしかして、白いのでしょうか?」
「うむ」